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2020.12.02

社内活動

はたらく人撮影プロジェクト

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11月21日(土)、50周年記念事業として「はたらく人撮影プロジェクト」を行いました。
「はたらく人撮影プロジェクト」ってなに?と思われた方、これを説明するには長い長い話がありまして。。。

 

時は2019年某月某日、創業50周年を前に記念事業に頭を悩ませる面々。そこに
「こんな写真を撮りたいんですが。。。」
と某社員が差し出した写真集が一冊。そこにはまるで日本アニメ、いわゆるジャパニメーションの1場面を切り出したかのような劇的な瞬間を捉えた集合写真の数々が。それこそが今回撮影に挑戦した「劇場型集合写真」です。
写真家の杉山雅彦さんが撮られているその写真、被写体となる人たちはみな実際の企業の社員たち。そのどれもがパワーに満ち溢れており、一目で人を引きつける魅力があります。
「こんな写真。。。うちがやらなくてどこがやるんだ!
そして50周年という機会はまさにうってつけじゃないか!」
かくして某社員の想いから始まったプロジェクトが動き出すのでありました。

 

プロジェクトの進行はなまなかな道ではありませんでした。2020年早々からコロナウイルスという暗雲が立ちこめ、写真家さんとの打ち合わせもリモートに。ましてやこれまでにない「現場に舞台を作って演出ありの撮影」という未知との遭遇。それでも各チームリーダーや部長陣、社長も加わり打ち合わせを重ねていく中でおぼろげだったイメージが次第に明確になっていきました。

 

さてイメージが固まったとて実行するためにはまた1つ高いハードルを越えねばなりません。工場内は普段は厳しい衛生管理の下、様々な制限が課せられています。そこに撮影機材や小物を持ち込み、かつインキに見立てた色水をぶちまけるという神をも恐れぬ行為!これは半端ない準備、そして事後処理が必要だぞ。。。と頭を抱えるも、そこで立ち上がったのが食品安全委員会の精鋭たち。事前準備から事後のクリーンアップに至るまで万全のサポート体制を敷いてくれました。

 

いよいよ迎えた撮影当日。イメージはできている、やれることはすべてやった、後は撮るだけ。。。いや、撮られるだけだ!
朝8時からスタートし、人の配置を組み立てていきます。ラフイメージは用意していたものの、実際に配置していくとなかなか思うようにはいかず。。。ようやく配置が決まり撮影が始まったときにはすでにスタートから1時間半が経過していました。撮影は写真家さんの指示のもと進められ、テイクは15テイクを超える佳境に。劇的、かつ奇跡の瞬間を捉えるのは想像を超える難しさで、モデルとなる人たちにも疲労の色が。しかしそこは鍛え抜かれた北四国魂となにクソ、いやヤケクソ根性でカバーアップし、ついにその瞬間は訪れたのです。
それがこちらの写真です。

「撮影終了です!お疲れさまでしたー!」
工場内に響く写真家さんの声。
湧き上がる歓声とも悲鳴ともつかないグラビアーズの声。
それらが相まって名状しがたい熱気がフロアを包んでいました。

 

こうして紆余曲折を経ながら撮られた1枚の写真。
まさに50周年を彩るに相応しい作品に仕上がりました。
これはまぎれもなく、私たちグラビアーズが作り上げた作品です。このパワーに満ち溢れた写真を起爆剤に、次の50年、創業100周年へと走り出します!

 

to be continued...

 

●コメント 製造部 香川

今回創業50周年という節目の年で働く人の写真撮影に参加して、
いつもは、『インキを撒かないように』『コスト削減』と言う方の立場ですので
演出でインキ(に見立てた色水)を撒くというのにかなり戸惑いました。
しかし、通常業務では、してはいけない事を1度すると、なんとも開放的な
気持ちになりました(笑)
前日から、準備をしていたのですが、印刷チームのほとんどの人が遅くまで手伝ってくれ
片付けも、多くの人が手伝ってくれ助かりました。
時間を掛けて準備、撮影をした写真の出来上がりが楽しみです。

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