環境への想い

地球環境への想い

2025年を新たなスタートとして、私たち北四国グラビア印刷は環境パッケージのリーディングカンパニーをめざします。環境に特化したオウンドメディア「あわいひかり」を通じて、環境保護への取り組みや業界への思いを発信し、持続可能な未来を実現する一助を担います。私たちの経営計画の方針「人を想い、地域を想い、地球を想う」に込めたのは、製品を通して社会や環境に貢献する姿勢です。

パッケージ製造業は、動脈産業として社会を支える一方、産業廃棄物業界などの静脈産業からの学びを続けて循環型社会の一翼を担う役割も果たさなければなりません。たとえば「サーマルリサイクル」は廃棄物を燃料としてエネルギー回収に活用する手法ですが、廃棄物そのものを原料に再利用するものではないため、リサイクルの範疇から外れることもあります。こうした静脈産業の知見を積極的に学び、環境保全に貢献する製造業の在り方を模索し、加速してまいります。

私たちは2026年の新工場稼働を見据え、省エネ設備や自動化技術を導入することで、地域経済と地球環境に配慮した成長を目指しています。日々進化する業界での責任を果たすため、私たちは品質や生産性向上だけでなく、グラビアーズの人間力と社会性の育成にも注力し、企業としての成長を地域と共有していきます。

環境への取り組みを通じて、北四国グラビア印刷は真に社会に必要とされる企業であり続けることをお約束します。

株式会社北四国グラビア印刷
代表取締役社長

奥田 拓己

わたしたちの取り組み

わたしたちは商品パッケージという環境に負荷をかける製品を作っています。だからこそ、環境を守る努力を積極的にしていかなくてはいけないと思うのです。
かけがえのない地球を守り、美しい故郷の風景を後世に残すために、環境を企業経営の重要課題の一つと位置付けて、今わたしたちにできることを、全力で取り組んでまいります。

  • グリーンプリンティング認定を
    取得

    2015年12月、日本印刷産業連合会が制定した印刷産業界の環境自主基準「印刷サービスグリーン基準」を達成した工場としてグリーンプリンティング認定を受けました。

  • スコープ1・2の算定

    北四国グラビア印刷では、2022年より気候変動への対応として国際的な基準である「GHGプロトコル」に基づき、スコープ1およびスコープ2のGHG(温室効果ガス)排出量を算定しています。地球温暖化が進む中、企業が果たすべき役割はますます大きくなっています。当社では、算定を通じて、GHG(温室効果ガス)の排出量を管理し、削減することで環境への責任を果たしていきます。

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  • 製品LCAの算定

    北四国グラビア印刷では、2024年より製品のライフサイクル全体における環境負荷を把握し、削減を目指すためにLCA(ライフサイクルアセスメント)を活用してCFP算定を開始しました。算定を通じてCO2排出量を正確に把握することで環境に配慮した製品設計を行っていきます。

  • VOC処理装置の設置と
    排熱の再利用

    北四国グラビア印刷では、2010年2月より法令遵守の姿勢に立ち、光化学スモッグの一因となっている揮発性有機化合物(VOC)の排出量を削減するため、処理装置を設置して積極的にVOCの無毒化に取り組んでいます。
    また、VOCを処理する過程で発生した排熱を回収し、乾燥工程に再利用することで熱源に使用している燃料の削減も実現しています。

  • スプリンクラーの設置

    北四国グラビア印刷では、空調設備から排出されるドレン(排水)を回収し、スプリンクラーで屋根への散布を実施しています。従来は捨てられるドレンの水温は15℃と低く、これを再利用することで屋根の温度を16℃下げることができました。これにより空調設備のエネルギー消費を削減しています。

  • 太陽光パネルの設置と運用

    2025年に設置予定。電力を100%購入するのではなく、自然エネルギーを活用することで環境への負荷を軽減することが目的です。電気料金の削減(=電力負荷の減少)はもちろん、CO2の削減、そして、太陽光パネルを工場の屋根に設置することでの遮熱効果(空調負荷の低減)を期待しています。

  • 3R + T 活動で
    2030年にゴミゼロ化

    北四国グラビア印刷では、Reuse、Reduce、Recycleの3R活動で廃棄物の削減に取り組んできましたが、さらにT(考える力)をプラスすることで、2030年までに廃棄物ゼロ(ゴミゼロ)を目指しています。

  • 営業車にエコカーを
    積極的に採用

    北四国グラビア印刷では、営業車にエコカーを積極的に採用し、微力ながら環境保護に貢献しています。

  • オフィスと工場内の
    照明をLED化

    北四国グラビア印刷では、事業活動における環境負荷を軽減する取り組みの一環として、従来の蛍光灯をLED照明に変更しています。本社オフィスと東京営業所、そして工場に設置している照明のうち、約90%の変更が完了しています。

  • 機器の燃料に
    LPGを利用

    北四国グラビア印刷では、事業活動における環境負荷を軽減する取り組みの一環として、使用エネルギーの見直しを行いました。従来使用していた重油ボイラーをよりクリーンなエネルギー源であるLPG(液化石油ガス)ボイラーへ変更し、CO2排出量の削減および運転効率を向上させています。

KGP
Environmental initiatives