スプリンクラー設置

空調機から排出される水を有効活用

工場内で使用している空調機から出る排水を「ドレン」といいます。
以前はそのドレンを全て排水処分していましたが、
処分する代わりに有効利用できないか、そして周りの環境を守ることはできないか…
北四国グラビア印刷は、工場で出したものは工場内で解決させるという新しい取組みにチャレンジしました。

Sprinkler arrangement 処分していた水を利用して、
屋根の上にスプリンクラーを設置

処分していたドレンは、夏場でも水温約15℃と安定しています。そのドレンをポンプで屋根まで組み上げ、夏場には高温に熱せられた屋根に散水する設備を2013年8月に設置いたしました。

Effect 屋根が冷やされ、
さらに工場内の空調のエネルギー量も減少

工場の屋根の温度を、スプリンクラーで散水する前後で比較すると、約16℃も差がありました。この時の水温は15℃です。結果、屋根が冷やされることによって、工場内の空調のエネルギー量も減少し、エネルギー使用時に発生するCO2も、同時に減少するという好スパイラルが生まれました。